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以前このコラムでも紹介しましたが、ナポリ風で生地がもっちりとした美味しいピザ屋さんに本当に久しぶりに行きました。
当社事業部の一つであるストーンライフという部門で石のピザ窯や石竈などを展示販売するときに、ピザ焼き実演の為いろいろとノウハウを相談させていただいたりして大変お世話になっていましたが、震災でバタバタしているうちになかなか時間も取れず時間が空いてしまっていました。
震災すぐには電話で一度安否はお互いに取っていましたが、そういう意味では3年振りくらいのこのお店のピザの味でした。
以前と比べますます人気が出て、当然ながら予約が無ければ入れませんし、開店間もなくから閉店までずっと満席御礼状態です。
そんなに好評なら店を広げたり、支店を出したりすれば良いのにと水を向けても、仕込から窯焼き、盛り付けまで全て自分でこなすマスターは、これ以上大きくなったら自分の味が出せなくなるからこれで限界ですと、謙遜気味にそして職人のプライドで返答されます。
そこがまた人気が続く秘密でもあるのですね。
メニューも3年前にはなかった定番料理がお勧めとして載っており、新規創作の意欲も相変わらずの意気込みでした。
早速その新メニューのピザを戴きましたが、変わらぬ美味しさに暫しの間堪能しました。
厨房の奥には注文が多くなって近年取り揃えた粉練機、今でも自分で割ってる薪、そして休みの日でも火を落とさず温かく(熱く)保持続ける変わらない石窯がしっかりマスターの仕事を支えているのが、無言のうちに伝わってきました。
言い訳になってしまいますが、毎年春先の花粉の時期は2つの理由で筆も進まずコラムの更新も遅れがちです。
一つはもちろん酷い花粉症のせいです。
10数年前にある日突然という感じで花粉症が発症し、以来春の数週間と秋の2 3週間、まるで春と秋の交通安全週間のように期間を定めて一大キャンペーンを迎えます。
くしゃみと鼻水、目もかゆくなり時に睡眠にも影響します。
外出もおっくうになるとコラムに書く事も少なくなり、毎年この時期には掲載ネタも底をついてしまいます。
二つ目は仕事上、会社の決算という時期に入るためです。
当社のグループ会社それぞれの決算月がありますが、期末数値締め・決算集計・各種会議や総会など、ちょうど2月下旬 5月前半までが業務集中の時期で、なかなか時間的・精神的余裕が無くなりコラム作成に向き合えません。
でもそう言うと、春が嫌いのように思われるのは本意でなく、春を心待ちにしている自分も居ます。
それは当然ながら花見の賑やかさであり、夕方の日の長さであり、コートを脱ぐ陽気さであり、そして何より、半年振りに行ける山歩き、トレッキングのシーズンが再開する事が待ち遠しい楽しみです。
今年の初トレッキングは、泉ヶ岳登山からスタートしました。
半年振りのせいで体も重く足も出ず、途中小雨や小雪に見舞われ、下山道では強風にもあいましたが、安全に楽しく往復してきました。
中腹の水神碑のあるところで昼食休憩を取りましたが、その水神碑を写真に収めました。
明治28年11月28日 泉嶽村中とあります。
明治28年は1895年、今からおよそ120年前、日清戦争が終結した年で、その後教科書で有名な三国干渉のあった年です。
また、正岡子規が日清戦争の従軍記者として戦地に行った年でもあり、坂の上の雲の人々が本当に生きていた時代です。
そんな昔からそのままの姿で今に伝えている石は、およそ2メートル×1.6メートルで、 重量は約3トン、石の種類は安山岩か流紋岩 この泉ヶ岳全体に分布している岩石です。
物の本によると、この記念碑は旱魃を怖れた住民が雨乞いの為に村中で建立したそうで 自然の石の形を利用し、字を彫り、泉ヶ岳中腹に設置した物です。
石が伝える当時のエネルギーと、また巡ってきた春の芽吹きを感じ、久しぶりのコラムを掲載いたしました。
現在当社では、墓石事業を扱う「まつしまメモリーランド事業部」と建築石材を扱う「ストーンライフ事業部・建築石材製造卸事業部」との大きく二つのカテゴリーがあり、それらを合わせた形で『松島産業株式会社』が事業体(企業)となっています。
また、グループ会社としては、中国福建省の貿易会社『大志貿易有限公司』と東京都品川区にある不動産会社『品川倉庫建物株式会社』、それから岩手県一関市の測量設計『株式会社一測設計』や同じく測量設計事業を行う仙台市にある『株式会社アイエスプランニング』など合わせて6社の会社が企業グループを成しています。
それぞれの会社は仕事内容や社員も別々で、お互い協力体制は敷いても企業としては独立性を保ち、それぞれが切磋琢磨しながら業務に取り組んでいます。
ただ、グループ会社間の社員同志の交流を深めたくて、何年かに一回は全グループの全社会議を計画したいと思い昨年末に計画実行しました。
会場は各地から集まり、また帰るのにも便利なように、駅前の会場を半年ほど前から探していましたが、さすがにグループ全社員が入るには予約するのが遅くなり、前半の会議形式の会場と後半の宴会形式の懇親会会場は別々にせざるを得ませんでした。
また、人数もグループ全社員分は無理とのことで、今回は松島産業社員全員と品川倉庫社員全員の他、協力会社4社の社員全員までとして、一測設計からは代表として取締役だけに絞って参加してもらいました。
前半はスクール形式の会場で部門ごとの発表、後半はそれら入り混じっての円卓での懇親会という形式です。(写真 )
会社の経営やグループの運営で私が最も大事にするのは『協調性』と『多様性』です。
同じ会社、同じグループの社員ですから、協働・協調は大切で、また同じく部門の競争や競合も在っていいと思います。それこそが切磋琢磨の環境となります。
ただ、同じ種類の考えや一方方向の見方しか出来ない、片寄った同朋意識や内向き志向には反対です。やはり社員一人ひとりが違う考え・違う見方で、社内の部門一つひとつはそれぞれやり方や進め方が違って当然ですし、その多様性を尊重したいと思います。
まさに、「石」には御影石も在るし大理石もあり、安山岩も在れば凝灰岩もある。「石の色」も白も黒もグレーもピンクも在るから良い選択が出来るのだし、いつまでも飽きられないのだと思います。
当社の社員、グループの社員を「石」に例えるのは大変に失礼な話ですが、それこそいろんな種類のいろんな色の社員が居る方が会社としても、グループとしても強く、不況に倒れない企業になれるのだと確信しています。
枚目の写真は今回の全社会議に初出席した「新入社員」「新人」「一部飛入り?」です。これらの新しい人たちも先輩たちに無闇に迎合したり同化したりせず、個性を持って多様性を伸ばしてもらえれば良いと思いながらのグループ全社会議でした。
例年正月は初売りで1月2日から各店が店を開けているため、その初日と2日目に、宮城・山形の全店舗を回るようにしています。
今年も2日には、比較的雪が少なったので遠い山形店、天童店、古川店を回り、翌日に宮城県内の残りの5店舗を回って、初売りの賑わいを感じてきました。
判断がよかったのか、初日の夕方から雪がちらつき、回る順序が逆だったら、2日目の山形や古川は雪で渋滞してしまうところでしたが、今回の日程とルートでは順調に回遊することが出来ました。
初売り期間が終わるとようやく一息つくので、こちらも例年通り、数日遅れの正月休みとして、温泉に湯治に行きました。
周辺にはいろいろな温泉場がありますが、特に私が好きなのは白濁硫黄の湯で、あの匂いと色合いにゆっくり浸かると心身ともにリラックスできます。
中でも山形蔵王温泉の強酸性の白濁湯、秋田乳頭温泉の眩しいばかりの乳白色の湯、岩手の網張温泉の半白濁湯などは常連の如く通っています。
今回は以前一度だけ行ったことのある、福島の高湯温泉でゆで卵の臭いのする乳白色の湯にゆっくりと浸かってきました。
ここには大浴場の他、石貼り露店風呂が何か所かあり、寒い中 雪を見ながらの露天入浴は何とも言えない贅沢です。
またホテルのある場所は標高800メートル程の高台であり、部屋の窓から福島市の街並みの見えます。
夜にはこれが夜景となりそれを見ているだけでも昨年来の疲れと正月のあわただしさが癒されていく感じがします。
すっかり疲れをとっての湯治帰りのはずでしたが、実は深夜に記録的な降雪となり、大雪の中で山道をスリップしながら何とか無事に地上に戻ったものの、その運転で大いに疲れてしまった後日談も、冬ならではお話でそれもまた良しとしたいと思います。
今回は階段の石について記載したいと思います。
通常階段石、特に建物の外からつながる玄関前の階段は、雨や雪による水分によって、とても滑りやくなっています。
しかしながら、人間の顔と同様、建物においては玄関やアプローチに石材を使い、その価値を高めていることが大変多くなっています。
石を使うと滑るけど、建物の風格は高めたい。
そんなお施主様の希望をかなえるためか、玄関前の階段石には 石の表面をバーナーの炎で焼きザラザラにした仕上げ=バーナー仕上げの石を使うことがよくあります。
これにより、石の耐久性と滑り止め効果を一挙に得ています。
ただ少しだけ残念なのは、バーナー仕上げにすると模様や色合いがよく分からなくなり、石の美しさが半減してしまう点です。
そこでまたまた両方の希望をかなえるためか、同じ石のバーナー仕上げと本磨き仕上げ(鏡面仕上げ)のミックスの使用が考え出されています。
具体的には、同じ石のバーナー仕上げを階段の踏み石に使い、その小口(手前の垂直の部分)は本磨き仕上げ、同じく垂直部分の蹴上(蹴込み)も本磨き仕上げを使用。
そうすると目線では本磨き石の綺麗な模様や色が見え、踏み込む階段の石は滑らず、耐久性があり一挙両得ならぬ、一挙三得の方法です。 (写真1)
但し、雪国の玄関前はそのバーナー仕上げの効果に加えて、更にノンスリップ効果の期待と、目の不自由な方用の盲人タイルの役目を兼ねた一石五鳥の階段もありました。
(写真2)
また屋内でも、ロビーの本磨き仕上げの石から階段石につながる部分は、外と同様にバーナー仕上げやノンスリップ、或いは盲人タイル兼用など工夫を凝らした石の階段も多くあります。
(写真3)のように階段石一つ一つにスリップ防止のゴムを張り付けてさらに滑りにくくしているものもあります。
階段を下りたり上ったりする時に、是非どんな石が使われているか、どんな仕上げになっているか、滑り止めの工夫はどうしているか、など気にしながら見ていただければと思います。
今回は少し恐縮ものですが、トイレの石風景をあげたいと思います。
一般建築の建物で石がよく使われる場所として、まずは玄関エントランス、次に多いのがトイレの石工事です。
温泉施設などでは風呂場も石使用が多いところではありますが、やはりエントランスに次ぐベスト2はトイレかと思います。
使用頻度が多い理由としてはメンテナンスの容易さであり、特に水濡れや汚れには圧倒的な優位さがあります。
もちろん見かけの綺麗さや豪華さ、或いは色合いの豊富さも理由の中に入ると思います。
とにかくいろんなところに行ってトイレに入り、そこで石に出会うのが楽しみではあります。
最初の写真(左下)は都内のある高級ホテルのロビー内のトイレです。
ロビーといってもここは高層38階がフロント階であり、全面ガラス面に向かい、まるで空中から用を足してるが如くの感があります。
少し左手にはスカイツリーも見え、絶景のトイレNO.1です。
次の写真(中下)は空港内のトイレです。
床から壁が同じ共石で施工されており一体感があります。
また、隣の便器との間の見切り壁(スクリーン)も、厚めに設計されこちらも同じ石を使用しています。
最後の写真(右下)はイタリアのプチホテルの中の客室トイレです。
白大理石の産地(カッラーラ)のホテルだけあって、現地産出の大理石を使っていますが、壁全体を石貼りするよりも、ポイントでデザインされた石が何ともいい感じです。
いろんなトイレの石風景を撮っていくだけでもかなりのものが出来そうですね。
近所や旅先のちょっとした風景の中に「石」は一つのパーツとして存在していますが、我々のような「石屋」でもなければそのまま見過ごしたり気にかけることもないのかもしれません。
私が出かけた先で(運良くデジカメを持っていて)何気なく撮った石の写真を載せていきたいと思います。
写真1・奥日光の温泉寺(境内に日帰り温泉施設有り、白濁の硫黄泉)に向かう参道に40基余りの石の灯篭が並んでいます。
これは檀家さんや信者さんが祈願を込めて奉納したものかと思いますが、これだけの数で道に沿って並んでいるとかなりの迫力です。
写真2・奥日光湯ノ湖の湖畔にあるラムサール条約登録の記念碑です。
当時の栃木県知事の揮毫による文字を刻んだ安山岩系の自然石です。
人の手をあまり加えず自然の形状を生かした面にラムサールの登録マークを彫り込み、全体のバランスがとてもいい感じです。
プロの目から見れば、割り面やカット面にノミ跡や割り跡が残っていますが、手を加えていないように見せている所が素晴らしいです。
写真3・中禅寺湖金谷ホテルのロビー中央に大谷石の暖炉が鎮座しています。
この暖炉は飾りではなく冬期間は本当に火を燃やし暖房の役目をしています。
また、同じ系列の日光金谷ホテルのロビーにも大谷石の柱と壁、そして同じように暖炉も設置されています。
やはり、大谷石は栃木県の有名な産出品の一つで日本を代表する凝灰岩です。
初代の帝国ホテル(東京)で初めて近代建築材として使用され、外装材・内装材として広く日本中で使われた石です。
当社も創業のスタートは大谷石と同じ凝灰岩の「松島石」「野蒜石」「かつぎ石」の販売から起業しました。
今は隔世の感があり、世はかなり変わりましたが、大谷石や松島石を見るととても懐かしく感じます。
多賀城店グランドオープンの当日、一般のお客様が来店されるより前に、今回新築改築工事でお世話頂いた建築関係の各取引先様や業者様、多賀城店や事業部で日頃お世話になっているお客様に、当日早朝お集まりいただきオープンセレモニーを執り行わさせていただきました。
10月初旬の3連休 最初の土曜日にもかかわらず、50名を超える皆様にご足労をおかけし、温かいお言葉と身に余る激励を頂戴いたしました。
皆様の期待にお応えできるようスタッフ共々頑張りますので引き続きよろしくお願いいたします。
今回の多賀城店グランドオープンをきっかけとしてメモリーランド事業部では、宮城6店舗合同企画、山形2店舗共同開催の2つのセールを同時開催しました。
この日もオープンセレモニー終了後、多賀城店だけでなく他の各店舗にも、たくさんのお客様が来場されとても賑やかなスタートとなりました。
あらためて、皆様のご愛顧に深謝するばかりです。
写真は オープン当日の早朝の多賀城店全景
新店舗前でのテープカット風景
お客様の入場シーン
です。
お陰様をもちまして明日、平成24年10月6日に多賀城店A棟新築・B棟改築でのグランドオープンを迎えることとなりました。
もともとこの多賀城店は2006年(平成18年)に、まつしまメモリーランド第5号店として開店し、仙台市宮城野区・多賀城市・塩釜市・七ヶ浜町・利府町など宮城東部仙塩地区をエリアとする広域の店舗拠点です。
当初はトヨタカローラ宮城旧多賀城店さんのショールーム及び整備工場としてそのまま譲り受けたものを、事務所及びショールームと半室内の展示場、更には駐車場に外部展示という、既存のリフォームによる新規出店でした。
当初オープンから6年順調に認知度も高まりつつある中、昨年の東日本大震災では津波被害は免れたものの、特に旧整備工場の老朽化と地震振動の被害から、既存8店舗では初めて建替えによるリニューアルオープンを計画実施いたしました。
今までの新規開店と違い、営業をしながらの建物解体、新築工事、引っ越し、既存建物のリフォーム、そしてまた一体でのオープンとなかなか規制のハードルも高く、関係者各位の皆様のご協力で、4月11日の地鎮祭から明日のグランドオープンまで予定通りに進めることが出来ました。
また、今回特に難しかったのは、国道側から奥にあった旧整備工場を新築とし、表にある旧事務所は改装でそのまま残し、完成後は奥の新築棟(A棟)をメイン、旧ショールームはB棟とし、一体感を持たせるとともに、奥のA棟を国道から目立たさせるという難問もプラスして、かなり難易度の高い建築案件だったと思います。
竣工したA棟はご覧になっていただければわかりますが、屋根の形状や外観がとても洗練されており、また既存B棟との調和もよく、旧店舗をご存知の方でも完全な建て替えと勘違いされます。
改めて当店のお客様、お世話になったお取引先の皆様、そして今回の工事に関係された多くの皆様に感謝申し上げる次第です。
明日の、多賀城店グランドオープンにより、1号店から築いてきた当社のコンセプトでもある「暑さ寒さ気候などに左右されない完全室内ショールーム」が多賀城店でも実現いたします。
今後ますます宮城東部地区のお客様の利便性やサービス向上に寄与していきたいと思っておりますので、多賀城店スタッフ一同今後ともよろしくお願い申し上げます。
前回コラムに書きましたが、今回はピサ空港発でなくフィレンツエ空港発のフライトの為、白い大理石の街カッラーラからフィレンツエに移動する事となったのですが、その途中はいわゆるキャンティークラシコなどの有名ワインの産地です。
石の産地と美味しいワインの産地が重複している事は、だいぶ前のコラムに記載しましたが、正に此処も白い大理石産地に、世界的に有名なキャンティーワインの産地が重なっています。
今更ですが、キャンティーワインの成分は主にサンジョベーゼという赤ワイン用の葡萄が90%近く使われています。(100%サンジョベーゼもありますが、残りの10%に色付けの為や香り付けの為、カベルネソービニョンやメルロー等のフランス系の赤葡萄を混合します)
実はこの地区で最も有名なワインの種類は先ほどのキャンティー、キャンティークラシコと呼ばれる赤のワインです。白い大理石の産地で赤いワインとは少し面白いことですが、それではこの白い大理石の産地で採れる有名な白ワインは無いのかというと、当然ながらそれもあります。
特にイタリアワインの格付けの最上級であるD・O・C・Gの呼称が許されてるものに、白ワインではこのトスカーナ州でたった一つ、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノというDOCGの白ワインがあります。
(赤のDOCG最上級呼称ワインはキャンティー、キャンティークラシコ、カルミニャーノ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノと5銘柄もあります。)
この白ワイン(ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ)は、葡萄がイタリア系のヴェルナッチャという品種で、含有は100%使われています。
フランスで有名なシャルドネ種に似た辛口のすっきりした白葡萄です。
今回その白ワイン、赤ワイン両方を作っているワイナリー(GUARDASTELLE)に訪問し、(当然試飲し)、そして納得の上、日本の住所宛飛行機便で送ってもらいました。
今までは帰りに手荷物として1本か2本、多くても3本位までなら、飛行機で持ち帰ったことはありましたが、今回はケースで数箱ですからとても持っては帰れません。
ワイン代とともに送料を積算してもらったのですが、それがワイン代より高額で・・・
一瞬買うのを止めようかと思いましたが、結局は奮発して購入しました。
日本にて首を長くして待つこと約二週間、税関から連絡後に無事到着しました。
ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(白ワイン)1種とキャンティー(赤ワイン)のステンレス樽醸造の軽めタイプ1種、同じくキャンティーのフレンチオーク樽醸造の重めタイプの1種類、合計3種の飲み較べは、日本に帰ってからのイタリア名残りの休日の楽しみの一つです。
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