お客様から当社への質問で今でも多いのが、看板やロゴマークになっている「磊」の文字を何て読むのか教えて、というものです。
実はこの漢字、ちゃんと辞書にも載っていますが、用語として使われることが非常に稀で、確かに馴染みが薄い漢字ではあるのかなと思っています。
私が知っている用語としては、四文字熟語の「豪放磊落(ごうほうらいらく)」くらいなもので、あとは宮城県仙台市民限定で、仙台市秋保温泉渓谷に存在する「磊々峡(らいらいきょう)」というのがあって聞いたことがあるというくらいかもしれません。
他に色々調べると「磊磊落落(らいらいらくらく)」や「不羈磊落(ふきらいらく)」等同じような意味の熟語があるようですが、基本的には心が大きく、おおらかで、細かいことにこだわらないさまを言うようです。
つまりその質問の答えとなりますが、「磊」は「らい」と読み、意味は「心の広いさま」を表していますが、もう一つ漢字の成り立ちから「石が積み重なっているさま、石がごろごろしているさま」という意味もあります。
ちょうど、「豪放磊落」などの四文字熟語は「心の広いさま」の意味に対して、「磊々峡」の方は「石が積み重なっているさま」の方の後の意味となります。
「まつしまメモリーランド」やグループ各社の石材関連会社で使用しているロゴの「磊」は当然ながら後者の意味を表しているとともに、ロゴ作成時の理念として「1・建築の石材、2・お墓の石材、3・造園や環境の石材」の全域を取り扱える石材会社としてのオールマイティさと、「代々積み重なる石(故人)の記憶」を表すシンボルの意味も込めました。
確かに珍しい漢字で読める人は少ないですが、もともとの中国では普通に目にする文字で、ちょうど「木」と「林」と「森」や「日」と「昌」と「晶」の関係のように、日本でもよく浸透している重ね文字と、こちらではあまり見ない「金」の3つ重ねや「火」の3つ重ね、「人」の3つ重ねの漢字などよりは未だ馴染みがあるのかなと自分では、ポピュラーな方の漢字なのかなとは思っています。


