ナポリ近郊で、ポンペイの次に訪れたのはアマルフィです。
このアマルフィ、日本で急に脚光を浴びたのは織田裕二と天海祐希が主演した映画「アマルフィ 女神の報酬」が一躍脚光を浴びたのが理由と思いますが、こちらイタリアでは既に中世から4大海洋都市として有名で数百年栄えた共和国でイタリア全土でもとても有名な場所でした。
4大海洋都市とは、アドリア海側のヴェネチア共和国、そしてティレニア海側(メデテレーニア=地中海側)にあるジェノヴァ共和国、ピサ共和国とこのアマルフィ共和国です。
この4大海洋都市は今でも船の競技大会を開催しており、お祭りとして和気あいあいで楽しく、かつ一部は昔に戻って競技・競争のように、時に戦争のように真剣に開催されているそうです。
今では超高級な別荘地、プライベートビーチを備えた高級避暑地であり、こんな平面がいくらも無い崖地の中に店も人もあるれるように闊歩しています。
少し一般の建物とは異質な感じがするのはアマルフィ大聖堂(ドゥオーモ)です。
ローマやフィレンツェの聖堂は、街に完全にマッチしてその様式に違和感が無いのですが、ここアマルフィの聖堂は、何か周囲の建物との異質感があります。
理由はおそらく建築の様式やその色使いで、何となくビザンチン様式やオリエント風な色彩のせいかと思います。
海洋貿易国家であり、広くギリシャやトルコ、或いはアフリカ大陸の北岸も含めいろいろな文化と交わってきた何よりの証しではないかと思います。
またそのドゥオーモ広場の噴水も、ギリシャ彫刻やローマ彫刻の流れを汲みながら、水と乳を大切にする砂漠の民(イスラム民族やユダヤ民族)の意識も含まれて、いろいろな地域の文化がごちゃ混ぜになった何かユーモアを感じる石像だと思いました。


