イタリア・シチリア島 石紀行は前回で終了する予定でした。
が、読者から予想外な高評価(シチリアがあまり一般に知られていないからか)を頂きまして、御礼のつもりでもう一話だけ追加させていただきます。島なのに今までは山(エトナ山)とか神殿とか内部の床とか、島らしくない紹介しかしてきませんでした。
イタリアは地中海のほぼ中央に浮かぶ半島国家です。イタリアと同じように地中海に突き出た地形は今回のもう一つの主役ギリシャの半島です。でもその二つよりも更に地中海の真ん中に(以前のコラムに「地中海の十字路」と書きましたが)本当に地中海のセンターの位置にシチリア島があります。
つまり周りは全て海、地中海に囲まれた立地であることを再認識した事を紹介します。
写真1はタオルミーナの丘の上(ギリシャ劇場がある)から見た湾内に浮かぶ豪華客船の係留の写真です。地中海クルーズの行き先としてシチリア島は大人気で、タオルミーナだけでなくカターニャやパレルモ、シラクーザなどシチリア島各地に豪華客船の寄港地があって、当然ですが寄港した数日はとてつもない混雑に陥ります。ここタオルミーナのように水深の浅い寄港地では沖なかに停泊し、テンダーボートと呼ばれる小型ボートで着岸上陸します。
この日も大勢の観光客が上陸してきていました。
写真2ですが、周りが全て海ですから朝日も見えますし、違う場所からは夕陽も見えます。
この写真はタオルミーナから撮れた最高の瞬間でしたが、さてこれは朝日でしょうか?夕陽でしょうか?
読者の皆さんへのクイズとしておきましょう。
写真3は、凄い瞬間の凄いブルーです。
イタリア本土のナポリから船で1時間程のところにあるカプリ島と言うのが「青の洞窟」の本場ですが、外洋に面していて波が荒いせいもありなかなか実際に見るにはタイミングが難しく私も見れなかった経験があります。同じ海で同じ気候で、条件も近いことからこちらは「タオルミーナの青の洞窟」と呼ばれるところです。こちらは90%以上の確率でこの風景を見る事が出来ます。
ちなみにカプリ島の「青の洞窟」は平均的には50%以下の確率でしか見る事が出来ません。
今回の追加の紀行文は「石」に関することを準備していませんでしたが、海、地中海、太陽、青のテーマで代理させてもらいました。


