社長ブログ

第116回 「震災を越えたワイン」

     今回は久々にワインの話をしたいと思います。

     大事なワインは当然ながらワインセラーで保管していますが、2011年の3・11地震の時に、そのセラー自体が大きく動き、扉が開いて中のワインも一部飛び出してしまいました。
     
     幸いにも割れたワインは数本で済みましたが、ラベルが汚れたり削れたりしたのもありました。

     その後、セラーの中身は入れ替わって新しいのも増えましたが、その時の震災を越えたワイン達はなかなか開けられなくて、保管が続いているものもあります。

     今回は、いくつかの並行したプロジェクトがあり、しばらく忙しい時間が続いておりまして、そのうちの何個かのプロジェクトの終結を見たので、次の取り組みの為にもここは「自分へのご褒美」のつもりで、あの震災越えのワイン達の中から1本を開けて飲むことにしました。

     そのうちの一つがフランス ブルゴーニュの ニュイ・サン・ジョルジュ1990年です。(写真 )

     隣の村があの有名なロマネ・コンティを産出するヴォーヌロマネ村で葡萄はピノノワール100%です。

     飲み始めて、さすがにまろやかでコクがあり余韻も長く…、でもなんか期待ほどでは?と思っていたところ、開けたコルクをよーく見ると、なぜか2008の表記が???

     ラベルには1990と間違いなく記載があるし??? 

     いつ購入したのかもよく覚えていないのですが、アルミの封も間違いなくきっちりとしてあり、エチケット(ラベル)の貼り間違いか何かのミスか…、とにかく少しだけがっかりして飲み干しました。

      
     何かすっきりしなかったので、思い切って次のワインを開けることにしました。
     これこそまさに今の最高峰、フランス ボルドーのサン・テミリオンの格付けの頂点に立つワインで、以前のメドック5大シャトーよりも評価が高くなっているシャトー・シュバル・ブラン1993年です。(写真 )
     
     葡萄はカベルネフランとメルローの混合。飲み頃は20年 30年となっておりまさに今が最高の時期。

     これはさすがに開ける時には緊張もしましたが、こちらはコルクも間違くなく1993とあり「本物」間違い無し。(写真 )

     味も香りも完成度は最高で、一気に飲み干すのが惜しくて、グラスを眺めては香りをかぎ、ゆっくり味わう至福の時間をもちました。

    第116回 「震災を越えたワイン」

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