社長ブログ

第198回 「スペイン南部 アンダルシア地方への憧憬」

    この2年間、全く海外には仕事上も個人的にも行けていません。

    状況的にやむを得ないというのは理解できているのですが、やはり海外への憧憬は沸々と心の中で生き続いています。

     特に仕事で最初に行ったのが欧州の中ではスペインだったこともあり、スペインの石材と共にスペインへの憧れは最も強いものです。

     仕事上海外渡航回数で言ったら、グループ会社のある中国福建省は断トツ1位です。
    次が20年以上前までの石材仕入れで韓国ソウルが2番に来て、欧州の大理石集積地イタリアのトスカーナ州が第3位となります。

     スペインはその次に続く私の渡航記録上は第4位となります。

    ただ、最初に記載した通り最初の取引がスペイン北部ビゴのピンクの花崗岩と東南地中海沿いのアリカンテのベージュ大理石を求めて訪問したのが強烈な思いとして残っています。

     そして、何故かその取引のせいか誰かの推薦なのかははっきりわかりませんが、スペイン大使館を通じて南部アンダルシア州の石材視察、石材会社との商談のためとして、航空機チケット、宿泊費、移動費すべてアンダルシア州持ちで日本から5名ほど選ばれて招待されました。

     アンダルシア州はスペインの中でも面積は2番目に広く、複数の有名な都市(コルドバ・セビリア・グラナダ・マラガ・・・)が多く、州の人口はスペインで1番です。

     また、西はポルトガルと接し、南はアフリカ大陸モロッコとジブラルタル海峡で向かい合い、東は地中海に面した風光明媚、食材の多様さ、そしてアルハンブラ宮殿に代表されるイスラム教とキリスト教の攻伐合戦、同居融合など歴史的な多様性が土地に染み付いた素晴らしいところです。

     ただ、スペイン全体の所得格差では、商業都市バルセロナや首都マドリッドと比較すると真逆の低所得、いわば貧しい地区であるのですがそれだけに人が純朴で、居心地のいい風景を与えてくれる地域です。

     いま日本国内で一番目にするスペインの大理石は写真(1)ブラウン系の大理石かと思います。エンペラドール・オスクーロ(皇帝の濃色大理石?という意味になるかな)と思います。これは残念ながらここアンダルシア州の隣、アリカンテの近郊で産出されるのですが、以前のベージュ系大理石クレマ・マーフィルと合わせ大理石の双璧を成すものです。

     参考までにスペインの地図とアンダルシア地区の有名都市を表示しておきます。(写真(2))

     そして最後の写真(3)はアンダルシア産の薄いピンク色の石材を使った、本当にどこでも目にするアンダルシアの豊かではなくとも心が温かい人々の暮らしを表出している中庭の風景です。

     アンダルシアへの憧憬はこうして続いていくのでしょうね。

    第198回 「スペイン南部 アンダルシア地方への憧憬」

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